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《再婚の妻にも居住用不動産を贈与できる?》

2020年3月27日

 Q.私は相続税対策のため、妻に居住用不動産を贈与し、配偶者控除の適用を受けさせたいと

  考えています。現在の妻とは再婚で婚姻期間は20年以上経過しておりますが、先妻がお

  り、先妻に対し離婚前に居住用不動産を贈与し、贈与税の配偶者控除の適用を受けさせたこ

  とがあります。

   贈与税の配偶者控除は「一生に1回」と伺ったことがありますが、今回の贈与には適用で

  きないのでしょうか?


 A.過去において後妻があなたからの贈与につき、贈与税の配偶者控除の適用を受けたことが

  なければ、今回の贈与につきこの制度の適用を受けることができます。

   贈与税の配偶者控除とは、婚姻期間が20年以上である配偶者から居住用不動産等(居住

  用不動産を取得するための金銭を含みます。)の贈与があった場合に、その受贈配偶者が贈

  与税の申告期限までに居住し、かつ、その後も引き続き居住する見込みであるとき等に、贈

  与税の課税価格から最高2,000万円を控除する制度です。通称「おしどり贈与」と言われて

  います。

   また、同一の配偶者からの贈与について適用が受けられるのは「一生に1回」と限られて

  います。

   ご質問の場合、あなたと後妻との婚姻期間が20年以上であり、過去においてあなたから

  後妻への贈与につき、贈与税の配偶者控除の適用を受けた事実はないとお見受けしますの

  で、今回の贈与については、この制度の適用を受けることができるものと考えます。



 


 なお、この制度により控除された金額は、その贈与がその贈与配偶者の相続開始前3年以内になされたものであっても、相続税の計算上、生前贈与加算されず、相続税の課税対象とならないため、相続税対策として利用されることがあります。


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